【2020 INC Feb】いかく+ニンフィア【剣盾ダブル】
お久しぶりです。ザプスです。
タイトル通りINCに割と真面目に挑みました。7世代では公式予選に1回も参加しなかったので4年ぶりくらいのポケモンです。
良い結果が出たわけではありませんが、このプールで考えることはこれ以降もうないのと、自分のために構築記事として残すことにしました(認知症ケア)。
〇〇〇〇〇××〇〇××〇〇〇〇
〇×〇〇×〇〇〇×〇×〇〇〇〇
〇〇〇〇×〇〇××〇×××〇〇
31勝14敗
最終レート1716(最高1765)
【背景】
シーズン2終盤に大流行した殴れるダイマックスロトム+トゲキッスや一定数居続けたバイバニラ、急激に増えたローブシンに対してニンフィアが圧倒的に強いと思ったのでシーズン3はニンフィアのハイパーボイスを軸としたパーティを組むことにしました。
ニンフィアはぼうぎょが低く、また環境にわんさかいるバンギラス+ドリュウズの並びに対しては出しづらいです。そこでいかくのポケモン2匹を使いまわす、または使い分けることにしました。まけんきやかちきのポケモンがいるパーティに対して窮屈な選出になりそうですが、ウォーグルやキリキザン、ナゲツケサルは数が多くなく、気を付けるべきなのはミロカロスのみだと結論づけました。とりあえずいかくポケモンの1匹目には迷わずカポエラーを選びました。単体でバンギラス+ドリュウズに強い点が魅力です。
また、ニンフィアはお世辞にもすばやさが高いとは言えず(このポケモン本当に強いんか?)、すばやさ操作としてトリックルームを使えるポケモンを入れたいと考えていました。 トリックルームを選択しないときにも汎用的に選出に組み込めるポケモンとしてここではミミッキュを選びました。
ニンフィア+サポート役ときて、最後にダイマックスするポケモンについて考えました。以前から相手のぼうぎょやとくぼうランクを下げるダイホロウやダイアークに全体わざを重ねる動きが強いと感じていたので、最も強くダイアークを使えるポケモンとしてサザンドラを採用しました。 また、この段階でミロカロスは自分のじゃくてんほけんを能動的に発動するギミックで上から一撃で倒すことにし、ギャラドス+ジュラルドンの並び1でじしん+ダイサンダーで対処可能と考えました。ダイアークを使えるところもジュラルドンの評価ポイントです。
ここまできて構築の原案はニンフィア、カポエラー、ミミッキュ、サザンドラ、ギャラドス、ジュラルドンの6匹になりました。はっきり言ってめちゃくちゃ弱そうなパーティになってしまいウンウンうなっていると、てんのめぐみオフで優勝したてるるんさんのパーティが流れてきます。このPTの方向性はまぁ間違ってないんじゃないか?と思い始めランクマッチをしばらく回しました。
2月8日に行われた「てんのめぐみオフ#2」のリザルトだ。
— マヨ🐪 (@right_poke) 2020年2月12日
優勝はてるるんさん。ウインディ・カポエラーの威嚇+ジュラルドンの並びが印象的な構築だ。
その他にもニンフィアの増加も注目ポイント。流行りのローブシンに強い事が評価を上げている理由だろう。
てるるん won this tournament. pic.twitter.com/hzvKdx8Phv
すると、リザードン軸の相手に安定して勝つことができないということとアイアント+ミロカロスがキツすぎることが発覚したので、サザンドラをロトム(ウォッシュフォルム)に、ギャラドスをウインディにすることで多少まともに相手することができました。これで並び自体は6匹被りですね。堂々と強者のパーティをパクっていけ。(中身は公開されてないのでパクりようがない)
【個別解説】
カポエラー いじっぱり
157(252) - 161(252) - 115 - x - 130 - 91(4)ねこだまし+いかく+かくとう打点として採用しました。だっしゅつボタンを持たせることで複数回いかくを撒きやすくしています。
ズルズキンではなくカポエラーを採用した理由は2つあり、1つはオーロンゲに上からねこだましを打てるため、もう1つはフェアリーわざを耐える可能性があるためです。
唯一ダイマックスしませんでした。
ニンフィア ひかえめ
199(228) - 76 - 86(4) - 178(252) - 151(4) - 83(20)
すばやさ:4振りバンギラス抜きこのポケモンを強く使える方法を模索していました。もちもののせいれいプレートはニンフィアをダイマックスさせるパターンでも上手く活用できる点と、でんこうせっかを選択した次のターンにはハイパーボイスを選択することができる点で立ち回りの幅を広げてくれました。
ジュラルドン おくびょう
145 - x - 135 - 172(252) - 71(4) - 150(252)
すばやさ:ジュラルドンミラーで強気に動かせるように最速基本的にウインディのじならしを受けてじゃくてんほけんを発動させて相手を蹂躙します。とくせいのすじがねいりはサイドチェンジやこのゆびとまれを考慮しなくて済むのでプレイヤーにとって助かります。
わざはタイプ一致のラスターカノンとりゅうせいぐん、ねむり対策のダイサンダー(10まんボルト)、相手のとくぼうを1ランク下げるのが強いダイアーク(あくのはどう)となり、まもるを採用できませんでした。
ロトム(ウォッシュフォルム) ひかえめ
149(188) - x - 128(4) - 171(244) - 128(4) - 115(68)
すばやさ:このロトム+1ニンフィアやジュラルドンに強いバークアウトウインディ、処理が遅れると大惨事になるキョダイマックスリザードン(と後ろにいるドサイドン)に強いポケモンとして採用しました。
いのちのたまをもたせたダイマックスロトムは使い勝手が良く、単純に強かったです。これがこの記事で唯一の本質情報です。
タイプ一致のわざ以外は、相手のとくぼうを1ランク下げるのが強いダイアーク(あくのはどう)と、ミミッキュのトリックルームを成功しやすくしたり、相手に精神的苦痛を与えるためにサイドチェンジにしました。サイドチェンジはダイウォールになるのも偉いですね。
ミミッキュ いじっぱり
162(252) - 156(252) - 101(4) - x - 125 - 116サポートにより過ぎないトリックルームを使えるポケモンが強いと思い採用しました。
相手のドラパルトに並び次第で奇跡的に勝てる可能性がある点も見逃せません。
ウインディ おくびょう
165 - 117 - 100 - 152(252) - 101(4) - 161(252)相手のジュラルドンに強く、2匹目のいかく要員で、味方のジュラルドンのじゃくてんほけんを発動させられるという条件を満たしていたため採用しました。
きあいのタスキをもたせることによって何もせず上から一発で倒されること(てだすけやうそなき、味方じゃくてんほけんなど)がなくなり、確実にじならしでじゃくてんほけんを発動させることができます。これはてんのめぐみオフで優勝したてるるんさんのパーティからパクりました。
また、とくこうに大きくきそポイントを割くことができたため、ドリュウズに多くのダメージを与えることができるようになりました。
わざはジュラルドンなどに打つバークアウト、採用理由のじならし、きあいのタスキで残ったポケモンを処理するしんそく、最後にほのおタイプのわざからねっぷうを採用して4つになりました。
ダイマックスする予定はありませんでしたが、かたやぶりドリュウズ相手に2試合ダイマックスしてしまい自分でもビビりました。(1勝1敗)ダイマックスアメはあげ得。
【反省】
どのポケモンもすばやさが中途半端で、上からも下からも被弾が多く、運負けしやすい構築であったことは間違いありません。物理じゃくてんほけんドラパルトがめちゃくちゃ重くてただの馬鹿でした。
構築もプレイングも1段階下だったと痛感しました。精進します。
【余談】
今回わざとできるだけ公式に近い表現を使用して記事を書いてみましたが、従来のものより個人的には読みづらい印象です。(想像よりマシでしたが)